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そしてデートの当日、車で迎えに行く。
ドライブするコースは決めていた。
高専時代に行き帰りを、バイクで飛ばしていたR53の抜け道にしていた牧山街道。
ここは、車一台しか通れない個所もある旭川に沿って走る道である。
何を話したか覚えていない。
無事に送り届けて哲の家に行き、そのまま行きつけの喫茶店で色々と話したと思う。
こうして、地元に帰って初めての彼女が出来た。
しかし、俺も彼女もそれぞれの友人達との付き合いが忙しくて二人で逢う事もあまりなかった。
こんなものかと思っていたし、こんなもので良いといった感じだ。
そして新しい年を迎えた。
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