始まり

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菜「はあ~どーしよ」 あたしはトイレに行くと言って出てきてしまったけど、今は戻りたくない。でもこのまま戻らないままだと大便に間違えられるのでは…… ガラッ 純「早くしろよ。野田待ってんぞ」 菜「え?」 なんでこいつがと思ったときには腕を引っ張られ教室に入っていた。 生「おー朝倉。生きてたか!!」「あはははは」 先生の軽い口ぶりにクラスはにぎやかに笑った。 菜「まあ…なんとか」 席につき、チラッと藤岡純也の方を見るとケータイをいじっていた。 菜「はあ」 ため息をついて机に顔をふせた
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