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まだ薄暗い中、少女は必死に見えない奴らと闘っていた。
決まって襲いかかるこの衝動
どうしよう
どうしよう
どうしよう
我慢しなきゃ
ダメダメダメダメ・・・
だが、何度そう言い聞かせても止まらない
そしてとうとう禁断に手を出してしまった
「1つくらいなら大丈夫」
「1つ食べたらもう絶対食べないから・・・」
そう決意して守れたことなど1度もなかったのにも関わらず、私は負けたと思いたくなくて無理矢理出来もしない決意を並べた。
あぁダメもう止まらない
もっと・・・もっと欲しい・・・
結局パンパンになるほどお腹に詰め込み、私は泣きながら眠りについた。
早く現実から逃げたくて。
自分の犯してしまった罪から目を背けた。
その時
悪魔が怪しく笑った
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