第1片 割れた花瓶

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《パリーン!》 (ここは橘家本家。 橘の人間だけでも500名いて、それ以外の人間も合わせれば2000名を越すと言われる程の大きな一族の本家。 その本家の廊下で壺の割れる音がする) 昴「あっ………ぅ……… こ………これ…は…………」 紅葉「ぁぁぁ……………たしかぁ…」 小桜「あぁぁ…………… 火色お兄ちゃん…がぁ………」 竜「大切にしていた………花瓶…だな」 昴「ひぃぃいぃ!! どっ…どどっ………どーすんのよ!これ! この状況を! ねぇ竜!」 竜「んなこと知らねえよ! あぁぁ………どうすっかなぁ………」 朱有「どうするって……どうしたの?」 昴「あ…朱有。 …朱有? そうよ!朱有!」 朱有「え?僕がどうしたの?」
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