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「なかなかかわいらしいと思いますよ。元気な桜ちゃんにはピッタリだと思います」
「そうかな？もっと大人っぽい黒の水着とかの方が良いんじゃないかな？」
「そんなことないですって。オレは本当にピンクの水着の桜ちゃんがかわいいって思います」
あれ？なんでオレはこんなに力説してるんだろうか？桜ちゃんは顔を紅くして小さな声でありがとうって言ってるし。本当にどうしましょう？
「じゃあ水着はこれにするからあとは服を選んでもらおうかな。ちょっと待ってて!!」
桜ちゃんは急いで元の服に戻ってすぐに違う場所に連れていかれ今度は服を選ぶことになった。ちなみにここは女性の物ならなんでも揃う店。男性の物は一切取り扱ってない。
だからこの店にいる男の客はオレもしくは奥さんの付き添いで来た旦那さんの片手で数えられるくらいの人数だ。
まだしばらくは続きそうな桜ちゃんの買い物に付き合わないといけない。早く終わるために何かしろって言われたらすぐにするのに。
･････････
･･････
･･･
「あらあら光ちゃんったら水着を選びに来たんだね。なかなかあの女性とは深い仲なのかな？」
「どうでしょう。光輝君はあまり乗り気には見えませんからたぶん付き添いではないでしょうか？」
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