出会い

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それからなん分かしてKが家の前にきた・・・あたしの携帯はなり続ける。 電話に出たくなくて携帯をほっといた。 Kが来てから一時間がたつ。窓をのぞくとKはまだ家の前にいた。 何回も電話がなり続ける。あまりにも電話がかかってくるから電話にでることにした。 『なに⁉』 『なんで電話にでねー⁉』『いまは誰とも会いたくないから』 『電話くらいでろ‼』 『わかった。でも今は会えない・・ゴメンね』 『ぢゃあいつになったら会える⁉』 『そんなの わかんないよ』 『お前と会えるまで ここをうごかねーからな』 『あたしなんかほっといて帰ってよ』 『いやだ。お前と会えるまではかえんねー』 『無理 帰って』 『お前になにがあったかわかんねーけど 俺はぜってぇかえんねーからな』 Kは なかなか帰ろうとはしなかった。 何時間たっても帰る気配がなく電話が またなる。 あたしは無言のまま電話にでた。 『今日は帰るから いつ会える⁉』 『ぢゃあ一年後・・・』 『お前ふざけるなよ。俺は真剣にいってんだからな』あたしは つい笑ってしまった。 『わかった。ちゃんと会うから三日後ね』 『必ずだや。約束やぶったら また家の前にずっといるからな』 『わかったって‼ちゃんと会うから。そのかわり少しドライブしかしないからね』 『いいよ。それでも。ぢゃあ三日後の夜 七時にくるからな』 『はいはい』
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