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名古屋に向かうために俺は今駅に居って、ホームの前に立ってるんやけど… 「おーくらこぉーへんな…」 実は名古屋には大倉と一緒に行くことになってるんやけど…もう少しで発車時刻になると言うのに大倉はまったく姿を現さない… なにしとるんやろ… 時計とエスカレーターを交互に見ているとある人に目に入った 反射的にそちらに目線を送ると… 「おーくら…」 そう、 エスカレーターを降りてきたんは紛れもなく大倉 「ヤスおはよ~」 ひらひらと振る手にはがさがさと音だてる袋 こいつ! 時間ないのにかいもんしてたん? まじありえないんやけど!!! 少しの苛立ちを抑えて、俺らは電車に乗り名古屋へと向かった
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