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ガタッ!! …あ、夢だ。 まあ、そりゃそうだよね。 「こらっ、木下!!何をやってる。授業中だぞ。早く席につけ。」 先生は私に叱るように注意した。 「あ、すみません。」 軽く頭下げておとなしく席に座った。 私は夢の中での<コクハク>に驚いて、勢いよく立ち上がってしまっていた。 ふと隣を見ると必死に笑いをこらえている優介と目が合った。 そう。 私たちはクラスだけならず席も隣なのです。 なんという腐れ縁…。 「おまえ、バカだなー。まじ最高!腹いてー!」 早速からかってくる。  
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