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プロローグ
ヴァンパイア(吸血鬼)――。
十字架、にんにく、日光に弱い。棺桶で眠る、或いは生ける屍、等は人間が考えた絵空事。
本当のヴァンパイアは強大な生命力を持ち、生きた血を糧にしながら人間達の知らないところで暮らしている。
ここに、一人のヴァンパイアの王が君臨する。
霧を抜けた森の奥深くに白亜の城を構える。
その王の名は――ドレイク。
そして、ドレイクが出会ったある一人の少女マイ。
ヴァンパイアとの出会いで彼女の運命が大きく変わる。
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