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デパートのレストラン、そこで沙希とレインの二人はポケットゲームをしていた。
「まさか、沙希、あなたも狩人(ハンター)だったなんて」
「それはこっちのセリフだよ」
二人はポケットゲームをしながら話しだす。
「沙希のサポートがあれば心強い」
二人が熱くゲームをしている。
「くっ!さすがG級!装備なしなんかで来るもんじゃないわね」
沙希が歯噛みする。
「黒鎧竜…この装甲、グレネード(爆弾)!」
「装甲が崩れた、押し込むわ!」
二人が白熱している。レストランについているテレビでは。
『今日もやってきましたアイドル体験!今日の娘は可愛い!さぁ出てきてもらいましょう!』
「あと一歩!」
「私達も死ねないんだから、慎重にね」
詰めに入る二人は、飲み物を口に含んだ。テレビに、二人の少女が映る。
『蜜詠雪華ちゃんとレイヴンちゃんです!』
「ブゥッーーーー!」
沙希とレインの二人が、口に含んでいた飲み物を噴出した。
「なっ!なななっ!」
ゲームの画面には『クエスト失敗』と映し出されるが、まるで気にしない。
『きょうはどうして?』
雪華が言う。
『アイドル@マス『磯野さんに声をかけられたからです!』
レイヴンは緊張しているようだ。沙希とレインは先ほどまで驚いたように画面をみていたが。
「ハァハァ、雪華の白ゴスロリ」
「ハァハァ、レイヴンの黒ゴスロリ」
変質者と同レベルの二人が居た。
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