とある英雄の幸薄き話し

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ヘラクレスは人間界に来ていた、魔界のネット通販で服を買って 「なんだよ!ったく、ふざけんなっ!」 彼は、サングラスをかけて、前を大幅に開けたスーツを着て、歩いている 「畜生、なんで俺が人間界なんかに…ぁあイライラしやがる!」 ヘラクレスは、その時、人とぶつかった 「あぁん!?」 ヘラクレスが振り返る、そこに居たのは、少女 「ふざけんなテメェ!」 「ご、ごめんなさい!」 「ちょっとこっち来いや!」 もはやヘラクレスの面影無し、ヘラクレスは少女を路地裏に連れ込んだ 「テメェ、ふざけんなよ!」 ヘラクレスは、少女の襟首を掴もうとしたが 「きゃっ!」 少女が思いっきり、ヘラクレスをビンタした 「おぶっ!」 ヘラクレスは吹き飛び、生ゴミに突っ込んだ 「まったく、やめてよね」 そう言って、少女は歩いていった、ちなみに少女の名は「天白翠」 「……」 ヘラクレスは生ゴミの山から抜け出し、考える
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