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「アハハハッ!!アンタラもどっか抜けてんのな」
「そりゃ、お互い様だろ?」
左に眼帯をした男がそう言うと三人で微笑み合った。
「しゃーねー。今回は諦めてアンタラに甘えさせてもらうよ。メンドイけど…」
「メンドイとか言うなって」
左に眼帯をした男が苦笑いをしながら言うと右に眼帯をした男はとりあえず中に入れと言い、少し間を置いて俺をカフェの中へと入れてくれた。
その後、あの騒ぎもあってか一時休業するらしく店内はガランとしていた。
「じゃあ、とりあえず客と店員としてgive one's nameさせてもらうぜ。俺は此処、『戦國rainbow』のオーナーを務めてる伊達政宗だ」
右に眼帯をした男がそう名乗ると次々に名乗りをあげていった。
「いや、別に伊達さんが名乗るのは分かるけど何で他の奴まで名乗ってんだ?俺、常連客になる気 全くないんだが…」
「えっ…」
何故か伊達さんの口から漏れる『えっ』と言う疑問…
「いや、だからその気ないからな…って何でそんなつまらなさそうな顔すんだよ?」
「多分、そのキャーキャー言う女の子達ばかり来るもんだから飽きたんだと思うよ」
迷彩を主にした服を着て頭にタオル巻いている猿飛佐助─猿飛さんが厨房の奥から顔を出し、そう言った。
何故覚えてるかは言わなくても先ほど、順に名乗ったので名前を大体覚えたからだ。
俺はこう見えても直ぐに覚わる達なんでね。
(そのせいもあってか余計なものまで覚えちゃって、似たような言葉が出ると違う言葉まで口から出ちゃうけどね)
作者よ…、余計な言葉とはアンタのその口から出る言葉だよ!
(!?Σ相変わらず冷た
話が進まん、帰れ!
……はい…)
作者は帰っていった。
(気を取り直し続きをどうぞ)
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