覚醒

9/25
前へ
/31ページ
次へ
健哉「何だ? 今の夢は?」 健哉は夢の中で起こった事について考えていた。健哉のパジャマは汗でびっしょりだった。健哉「夢にしては妙にリアルだったな。………まぁ有り得ないか」 健哉は無理矢理割り切ろうとした。しかし頭の中から簡単に離れる筈もなかった。 『ガチャ』 ゆっくり病室のドアが開く。 医者「山里さん。検査の時間ですよ」 健哉「あ、はい」 健哉はこの病院の場所の配置を知らない。医者の後ろをゆっくり付いていくしか無かった。健哉は歩きながらずっと夢で有った事を考えていた。 健哉「何だってんだよ!」 医者「どうしましたか?」 医者が驚いた様子で健哉の方を振り向いた。 健哉「あ、いや、何でも無いです」 医者「着きましたよ」 医者がドアを開けた。どうやら診察室に着いたようだ。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加