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可憐「はぁ……いってきます…」
母「いってらっしゃい可憐ちゃん!ナンパ野郎には気を付けてなさいよ!」
可憐「大丈夫。変なホモ見つけたらダッシュで逃げるから。」
母「何言ってるの、可憐ちゃんは女の子よ?レズの間違いじゃないの?」
可憐「行ってくるわ」
母「えっ!?そこスルーですか?普通突っ込むでしょう……」
バタン!
勢い良くドアを閉めて母親の声を遮断する。
可憐「やれやれ…馬鹿な親を持つのも一苦労だな…」
俺は春風で揺れる髪の毛で視界が若干悪くなりながらも、学校へ向かう事にした。
言っておくが、決して俺は女子でも、ましてや腐女子でもない。健全な男だ。
……小学3年生位まで……
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