第1章~打ち抜く…止めてみろ!~

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しかし、さっきの作戦、威力は高いが自分を見失いそうだな。使用はなるべく控えよう。 朝からはしゃぎながらきたせいで少し疲れた。だが、学校はもうすぐだ。この高校の名物、道の両脇にズラリと並んだ満開の桜の木が制服姿の学生達を歓迎しているように思えた。 可憐「…………」 思わず見とれてしまう。別に桜を綺麗と思うのは男でもあるよな? 桜の道を少し歩いていると、目的地、山中高校が見えてきた。 どんな学校なのか、新しいクラスで友達が出来るか、考えただけで緊張する。 在校生「おはようございます新入生の皆さん!早速そこでどこのクラスか確認して、この道から体育館に向かって下さい!」 俺は自分の名前を探した。 可憐「ええっと……あっ、あったあった。」 一年A組だな。 知っている奴もちょこちょこいるし、心配はないな。 では、体育館に行くとしよう。
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