消えない想い

2/3
前へ
/16ページ
次へ
それから、かなりの時が過ぎ、気付けば出会ってから二年が経っていた。 そろそろ、プロポーズしようと思って指輪をちゃっかり買っていた。 よし!あさってプロポーズだ! 準備しなければ… スーツ、ネクタイ、靴、ワックス、指輪、言葉… いろいろしているうちにあっという間にプロポーズ当日。 まずは、バーに誘って、準備したものを身にまとい、練習通りに話す。 バー到着。彼女も到着。 一緒にマスターの前に座る。 ムード出まくり……… 「今日は大事な話があるんだ。」 「ん?なに?」 カクテルを飲んでいた彼女はとっさに飲むのをやめた。 「前、永遠に愛してくれる?って聞かれたよね?」 「うん。確かに聞いたよ?」 「前も答えたけど、俺は君を絶対に、絶対愛し続ける自信がある。」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加