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『まだ寝る?』
明るい彼の声を寝ぼけながら浴びた私ゎ薄く眼を開き
『起きたの?』
と聞くと
いつもの明るい彼の声で『スッキリしたよ✨よく寝れた🎵』
と言って私の額にキスをした。
裕也からの初めてのキス。
私は暖かい様なくすぐったい気持ちで微笑みで彼の指に指を絡めると
薄く笑った裕也の唇が私の唇に触れた。
『好きだよ…。付き合って欲しい…』
裕也の声は少し震えていて私の顔は赤くなり俯きながらも瞳を合わせ
『私も好き…』
と彼の首に腕を回し抱き着いた。
彼は子供の様に微笑み大きな体で私を包み込んだ。
合わせた唇から粘着質な舌が私の口に入り込み
少しの間絡み合い彼の舌は私の首筋を這う。
大きな男らしい、けれどすらりと長い指が私の上半身を撫で
優しく服の裾から入り込み素肌の上を優しく滑らせた。
私達は互いの服を脱がせると肌と肌が優しく触れ合い温もりを感じあった。
彼の荒くなる息遣い、私の時折漏れる高い小鳥の鳴くような声が混ざり合うのを粘着質な音が掻き消して
二人は互いを求めあった。
苦しい心地よさ
気持ちの良い痛み。
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