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「ねぇ知ってる?」
「何がだい?」
「この街の中央の柊の木のてっぺんにある星の事。」
「あの大きな星かい?」
「うん、あの星は願いを叶えるって噂があるのよね。」
「そういえば毎年、誰かが取ろうとしてるな。」
「でしょ?」
「馬鹿だな、そんな物を取る努力より勉強した方が効率がいいのに。」
「だよねー?」
そんな会話が聞こえた。
俺は、その話しを聞くとすぐに街の中央の柊の木があるという所に走っていった。
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