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昨日、少女が空を見上げた後、俺に向き直り
「だから、ごめんね?明日はご飯あげれないかもしれないんだ。」
そう言って少女すまなそうな顔をしながら俺に手を合わせて謝っていた。
なぁに飯を手に入れられる場所はここだけじゃない心配するな楽しんでこい。
「ニャ~」
「ごめんね?それと、ありがとう。」
そう言って少女は手を伸ばしてきたので俺は直前でヒラリとかわした。
「……そこは変わらないんだね、しかも期待させておいて。」
少女はがっくりと肩を落としていたが、それだけは嫌なんだ、勘弁してくれ。
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