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「あ、久しぶりですね、クロネコさん。」
そうだな。
「クロネコ君も嬉しいのかな?」
まぁまぁだな。
「ふふふ、嬉しそう。」
「そうなんですか?」
「うん、私はクロネコ君の気持ちがわかるんだ。」
少女は得意そうに胸をはって話していた。
が、確に少女は俺の話がわかっているようだ。
いつも、不思議に思っていたが結局、何故なんだ?
「へ~、何でわかるんですか?」
女の子は不思議そうな顔をして少女に聞いた。
その瞬間、少女が少しだけ体をビクッと動かした事に俺は気付いた。
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