1999年4月

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「おーい、亜希ちゃーん!」 笑顔で彼女の名前を叫びながら手を振る有二 「あー!有二くん!」 自分の名前を呼ぶ叫び声に気づいた彼女が 笑顔で手を振りながら小走りで近づいてきた 「は?え?ちょ…どういう…」 キョドりながら有二を見ると ニヤっとしかしやがらない もう一度彼女の方に視線をやると すでに俺の目の前にいるではないか! やば… 近くで見ると… 余計に可愛い… 俺の心臓は今までのリズムを失い はち切れそうなくらいバクバクと鼓動する
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