一日目

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「ハァ…ッ」 肺に空気が流れ込んで来た。酸欠を起こしていた頭は、ぼうっとして、一瞬目の前がぼやけた。 「どうしたの?何があったの?」 未だ状況が把握出来ていないNo.1769は焦っているようで、矢継ぎ早に質問をして来た。焦点の中々あわない目でNo.1769を見遣り、何があったかを説明しようと体を起こす。
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