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「大変だね…。」
No.1769は同情したのかそんな言葉を俺にかけた。そんなとき、疑問が一つ、生まれた。
「あのさ、No.1769はどんな薬飲まされたんだ?」
今のところ、こいつが苦しんでいるところを一度も見ていない。
「ん?僕は…」
No.1769の言葉を遮るように、地下牢の扉が開いた。入って来た奴らは何の迷いもなく、No.1769の牢の扉を開け、No.1769を連れていった。
「何なんだ?」
結局、俺の疑問は解消されなかった。
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