プロローグ

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「おはよう。No.1781君。君にはこの薬を飲んでもらうよ」 そう言って、いかにも体に悪そうな色をした薬を俺は飲まさせられた。水分がないからか、喉にくっついて、途中で降下するのを止めやがった。変に喉が痛む。 「今飲んだのは、今までので一番効くのが遅い奴。だから…多分五日後に効果が出ると思うよ」 笑顔で残酷な事を言った後、真顔でもっと残酷な事を言いやがった。
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