第一章 やんちゃくれ

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【登場人物紹介】   『高城 純』 主人公 18才 生野区出身 中学卒業後、東大阪の町工場に就職するも初日に先輩行員と喧嘩。 全治3ヶ月の怪我を負わしそれまでの補導歴もあり少年院へ。 喧嘩に明け暮れ、荒くれながらも人情派。 少年院で義兄弟の契りを結んだタケシと欲望の街ミナミへ。     『矢嶋 剛士』 18才 東大阪布施出身 複雑な家庭環境の中、秀才ながら高校進学を断念。 持ち前の頭の切れと、死をも恐れない心の持ち主。 かつあげされかけた相手3人を全て病院送りにし、一人が片目を失明。 それから何度も乱闘を繰り返し少年院へ送られた。 心を開くことはなく冷徹な人間と言われていたが唯一主人公の純にだけは心を開く。 お互いが以心伝心でわかりあえる無二の親友である。     『橋本 直也』 19才 浪速区出身 心斎橋(引っかけ橋)を根城に軟派やかつあげなどを繰り返していた遊び人。 裕福な家庭で育ったが非行に走り、勘当同然で家出し住所不定。 悪ガキ達を束ねることに長けていて、ある時主人公とタケシに粛正され二人従う。     『金山 英男』 20才 西成区天下茶屋 中学生時代からその名は広く響きわたっていた。 人の心をも持たない冷血非道な人間で常識と言う概念もない。 自分の思い通りにならない人間はことごとく潰していく。 西成区に本拠を置く東條組組長から盃を下ろされ、若くして金バッチ(直参)になった。 その強引で残酷な手口で怖がられた。     『小山 雄二』 18才 西成区天下茶屋 小心者だが金山の幼馴染みで金山の陰に隠れながら弱いものから生き血を吸う。 金山から盃を下ろされ舎弟としてやりたい放題をするが主人公とタケシにはいつも煮え湯を飲まされ退散する。     『榊 誠次』 29才 坂町に本部を置く速水組の本部長「秋山 義治」の舎弟。 主人公とタケシの一番の理解者で任侠を貫く極道。     随時、登場人物紹介をいれていきます。
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