我等の名

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両手に持った刀で虚の仮面を斬り裂いた。虚は断末魔の悲鳴をあげ、消滅した。 シオン「おばあちゃん、大丈夫?」 宮野「え、ええ」 下田「シオン、宮野さんっ❗」 下田が近付いてくる。 シオン「龍平さん」 下田「シオン、その刀どうした?さっきまで持ってなかっただろう?」 シオン「えーと、実は……❗」 下田「シオン?」 シオン「2人とも、後ろ見て」 2人は後ろを向く。 下田「なっ❗」 宮野「‼」 後ろには、約20匹以上の虚がいた。シオンは虚達の方を向いて言った。 シオン「……2人は先に行って」 下田「馬鹿やろう‼何言ってんだ⁉」 宮野「シオンちゃん、そうよ‼」 シオン「大丈夫、後で追い付くから😃」 シオンは振り向き2人に微笑んだ。 下田「……分かった」 下田はシオンに背を向けた 宮野「ちょっと、龍平や⁉」 下田「シオン‼」 シオン「何?」 下田「必ず来いよ」 シオン「うん」 そう言って、下田は宮野を連れて走りだした。 シオン「……行ったね。虚ども、僕が相手だ‼」 虚「ガアアア」 虚「キシキシカシ」 虚達は一斉に襲い掛かった。 シオン「ハアアア‼」 シオンは向かってくる虚達を斬りかかった。 シオン「ハアハア……くっ‼」 シオンは息切れしながら、最後の一匹と戦っていた。 虚「小娘、貴様は何者だ?何故、死神でもないただの魂魄が斬魄刀を持っている?」
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