護廷十三隊

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その少年は、背中に十とかかれた羽織りと死覇装を着ていた。年はシオンより若干高い(多分)と思われる。 ?「オイ、大丈夫かと聞いてんだ。返事くらいしろ」 少年はかかんでシオンに言う。 シオン「えーと、ちょっと、大丈夫じゃないかな」 ?「そうか……」 ?「隊長‼」 突然、少年の隣に女性が現れた。 大人の色香漂う女性で、巨乳で、口の左下にホクロがある。 ?「松本か、被害は?」 松本「家などの住宅は破壊されてますが被害者は0です」 ?「そうか。松本、虚は見かけたか?」 松本「いえ、情報では、約20以上の虚に一匹のメノスが現れたと聞いてましたが、あの龍みたいな焔とそれを食らって消滅したメノス以外見かけませんでした。隊長は?」 ?「俺は、このガキを襲っていた奴を一匹だけだ」 松本「このガキ?」 松本は、倒れていたシオンを見る。 松本「隊長、この子は?」 ?「恐らく、逃げ遅れたたんだろ。所々、怪我をしているからそうだろう」 松本「そう。大丈夫、お嬢ちゃ……ん?」 松本は彼女の両手の刀を見る。 松本「隊長❗この子の両手にあるのは斬魄刀じゃないですか⁉」 ?「何⁉」 少年はシオンの手に持った刀を見る。 ?「オイ、ガキ❗テメーなんで斬魄刀を持ってんだ?」 シオン「え?斬魄刀?日輪と月詠が?」 ?「そうだ…❗……まさか、テメー……」 松本「隊長、どうしたんです?」 ?「ガキ❗テメーがあの龍みたいな焔でメノスをやったのか?」 シオン「メノス?」 ?「ああ、馬鹿でかい虚だ」 シオン「僕は2人の言う通りにしただけだよ」
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