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八年前、空座町
シオン「そっちに行っちゃ駄目ー‼」
彼女は道路に飛び出した。
理由は簡単だ。
友達と一緒に帰っている途中、目の前で猫が道路に飛び出した。そこには、トラックが迫っていて、心優しい彼女はそれを見て見ぬ振りをする事が出来なかったからだ。
一護「シオンーっ‼」
友達の1人が悲鳴を上げた。
ドン‼
彼女は猫を庇い、トラックにひかれた。
その後、駆けつけた救急車で病院行き、治療を受けたが、手遅れだった。
シオン「あ、あれ?ここは…?」
彼女が気付くとそこは妙な場所だった。そこは老若男女の多くの人達が並んでいた。すると、黒い着物を男が声をかけてきた。
?「あ、おチビちゃん❗最後尾はこっちだよ」
シオン「え?あのおじさん…」
死神「ん?何かな?」
シオン「ここって、どこですか」
?「ここはソウルソサエティだよ。つまり、あの世だ」
シオン(……やっぱり死んだんだ。僕……)
シオンは自分が死んだ事を思い出した。
シオン「あ、あの、この行列は何なんですか?」
?「ああ、これは流魂街に入居する為に並んでいるんだ」
シオン「流魂街?」
?「そうだよ。はい君の整理券」
男はシオンに整理券を渡した。
シオン「えっと、とにかく並んでいればいいのかな?」
シオンは列に並んだ。
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