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宮野「あら、そうなのかい。大変だったね~」
シオン「あの、僕来たばかりなんです、ここがあの世だって事以外分からないんです」
下田「そうか、だったら、俺が教えてやるよ」
シオン「いいの?」
下田「ああ、この家に住むんだ、家族みたいなもんだ😃よろしくな、シオン」
シオン「あ、はい。よろしくお願いします、下田さん、宮野さん」
下田「オイオイ、シオン。気を使わなくていいんだぜ。だから、敬語は使わなくていいし、俺の事は龍平と呼んでくれ」
宮野「あたしもおばあちゃんと呼ばれた方がいいね」
シオン「あ、うん。龍平さん、おばあちゃん」
下田「よし。じゃあまず……」
下田はこの世界の事を説明した。シオンは説明で分からない事があると質問した。下田はそれをちゃんと答えるが、分からないことがあると、宮野が答えた。説明の中でシオンが特に興味を持ったのが、死神である。
シオン「ねぇ、龍平さん、どうすれば、死神になれるの?」
下田「死神になるには、まず、霊力が無いと駄目だな。霊力さえあれば神央霊術院、つまり死神になるための学校に入学して、卒業すればなれる」
シオン「霊力?」
下田「ああ、俺も少しあるんだぜ」
シオン「えっ⁉すごいよ、龍平さん‼」
下田「ま、まあな」
下田は照れる。すると、
くぅー
シオン「あっ❗」
シオンの顔が赤くなる。どうやら、シオンのお腹が鳴ったようだ。
下田「シオン、腹が減ったのか?」
シオン「う、うん……」
遠慮がちに言う。
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