もう一つの物語

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時は一気に遡り、レイノスが幻想郷に入った頃。 冬田「……」 冬田はレイノスが帰った後、パソコンを起動して東方永夜抄をやり始めた。 冬田「いつになればノーマルシューターになれるやら」 そんなことを言いながら、冬田はしばらくイージーモードを頑張っていた。 そしてふと思い出したように冬田は周りをキョロキョロし始めた。 冬田「そういやあれ返してもらったっけ…」 冬田は周りを探し始めた。 そしてしばらくして、冬田はぼそりと呟いた。 冬田「あいつ…持って行ったままかい!」 そして冬田は玄関から飛び出し、レイノスを追い始めた。 そして、レイノスが落ちた橋の上。 冬田「おかしいな、そろそろ追い付くと思ってたのに」 冬田は周りを見回す。 冬田「走ってたのか?んなわけないか」 そして再び走り出した。 次の瞬間、冬田は足を踏み外した。 冬田「のわう!?」 冬田はどこかに落下した。 冬田「あれ?橋って柵あるよな…落ちるような場所あったっけ…てえかんなこと言ってる場合じゃないよな…」 冬田はぶつぶつつぶやきながら落下していった。 紫「一名様ご案内ー」 紫は近くの木でクスクス笑っていた。
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