250人が本棚に入れています
本棚に追加
一方、彩乃は六合と漸く想いが通じ合った事に嬉しく思いながらも元々素直じゃない性格な為か六合にくっついたり出来なかった。
そんな彩乃に六合はめったに見せない笑みを浮かべ彩乃に優しく口付けを交わす。
『んん……さいっ…////』
六合の甘く、優しい口付けにすっかり酔いしれた彩乃は六合にそのまま体を任せた。
そんな彩乃の様子に六合は内心満足げに微笑んでいたなど誰も知る由もなかった。
漸く甘く、優しい口付けから解放された彩乃はすっかり六合にくっ付いてしまい、六合は六合で彩乃を離さないように強く抱き締めていたのだ。
そんな二人の姿を戸の隙間から見てしまった昌浩が戸を静かに閉めたことも誰も知る由もなかった。
最初のコメントを投稿しよう!