†第十一章:決戦・前編†

2/4
前へ
/75ページ
次へ
それから、時は残酷にも流れた。 彩乃と藍姫が雷雲から言われた決戦の場所に行くのは夜。 それまで少し時間があった。 都合の良く、昌浩も物忌みで夜警にも出ない。 「姉上達、いつにも増して青龍、六合といるよね。」 昌浩の言葉にその場にいた全員が頷いた。 昌浩と物の怪、彰子、朱雀に天一の目線の先には何時もより甘い雰囲気を醸し出している藍姫と青龍、彩乃と六合の姿があった。 .
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!

250人が本棚に入れています
本棚に追加