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「そう言えばまだもう一人の成績優秀者が来てないな」
そっか…成績優秀者は俺達の他にあと一人いるんだっけ?
「まぁいいや、そう言うことだからよろしくな」
仕方ない…か
俺と貴士は諦める事にした
「あぁ!!」
職員室を出て、少し歩いた所で貴士が大声を上げた
「な‥何だよ急に」
「用事があったの忘れてた! 俺先帰るわ!」
そのまま貴士は走って行ってしまった
「騒がしい奴だな」
本館に戻り階段に差し掛かると、一人の女の子が二人の男に絡まれていた
「君一年生だよね?」
「俺達三年なんだけど、一緒にどこか行かない?」
女の子は怯えていた
「え…いや…その…」
仕方ない…か
俺は止めさせる為に近づいた
「ねぇ!」
一人の男が女の子の手を強引に引っ張っりだしたので、足を早め男を止めた
「おい! 嫌がってるだろ」
なんかベタだなこの展開
「んだてめぇ?」
「調子に乗るな一年!」
この台詞もベタだな
「いこ」
俺は女の子の手を引っ張った
「おい待てよ!」
男が殴って来たので、それをかわし足をかけて倒した
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