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しかし、紫の予想は現実のものとなる。橙が家を出た瞬間、辺りを見ると一人の妖怪が倒れていたのである。そして橙は、思わず、遠くにいても
聞こえる程度の声で
叫んだ。藍が、
藍「ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん。」
と叫びながら橙の元へ、向かった。
橙は震えながら
橙「ら、ら、藍しゃま、よ、よ、妖怪が・・・・・」
藍「落ち着いて、とりあえず、紫様をよんできて頂戴。」
橙「は、はい。」
と言うと橙は紫の所へ、走って行った。
藍「(何だ、この妖怪、初めて見る気がしない。どうしてだ?)」
と思いながら、橙と紫を待っていた。
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