囚人の唄

3/15
前へ
/23ページ
次へ
何も聞こえないその部屋は、空気、あるいは時間でさえ止まっているかのような静けさで私を包んだ。 やがて、その張り詰めた空気を破壊するように、ドアを開けるとともに、遮断された空間へ、老人(と見張り)はやってきた。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加