ヒル魔×まもり「夕暮れマシンガン」

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この空間が好き。 たった一人の屋上。 赤い夕暮れ。 遠い喧騒。 瞑っていた目をゆっくり開くと、わたしは赤い空間に包み込まれる。 と、そこには見慣れた顔が。 「こんなところで何してんだ?」 「そちらこそ、ヒル魔くん」 「答える義務はねえな」 「その言葉、そっくりそのままお返しします」 ヒル魔くんはチッ、と小さく舌打ちして、少し離れた場所にどかりと座り込んだ。
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