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4人は、取り合えず着いた。が、帰り道が分からなかった。
「帰れなかったらどうする・・・の?」
ミカはまた震えた。
「大丈夫だよ。ミカちゅわん。俺が―――守ってあげるからね?」
「卓郎くん、私を守ってね!!」
タケシは格好をつけてミカに優しい言葉をかけたが、軽くスルーされた。
赤い屋根に、黒ずんだ壁面。赤い屋根には、白い鳩が止まっている。
4人は、館に入った。・・・・鍵が空いていたから。
「以外に中は綺麗だなあ。」
床のフローリングは、艶はないが以外に綺麗。
ガチャンッ
奥の方から、何かが割れる音がした。
「きゃっ!!怖いわあ!!」
ミカは、相変わらず震えた。
「早速登場かあ!?」
タケシは興奮しすぎて、ミカに抱き着いた。
「気持ち悪い!」
ミカに頬をグーで殴られ、タケシは目を覚ました。
「・・・・・僕が確かめてきます!」
ヒロシは、奥へ消えて行った。
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