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まだ静かな部屋の中に目覚まし時計の秒針の音が刻まれていきます。
時刻はまもなく朝の7時。
窓からはカスタードクリームのような色をした優しい朝日がさしこんでいます。
ここはひよりの部屋。
ひよりの部屋は家の2階にあります。
今現在ひよりがベッドの布団の中で寝ていること以外にはとくに何も起こってません。
「…う~ん……ふむにゃ…」
ひよりはまだ夢の中のようです。
「……むにゃ………ねむいよ……ふむぅ……」
…春ですからね。
シャリリリリ!!!!!!シャリリリリリリリリリ!!!!!!
突然、朝の7時がきたことを伝えるリーシャン目覚まし時計が鳴り始めました!
シャリリリリ!!!!シャリリリリリリリリリ!!!!!!
「…………ふにゃ…もう…………朝…?」
シャリリリリ!!!!シャリリリリリリリリリ!!!!!!
「………ふむぅ…………う~ん……」
ベッドの中から手を出して……
どうやら手探りで目覚まし時計のスイッチを探しているようです。
シャリリリリリリリリリ!!!!
「………ん~………………てりゃ」
カチッ………
リーシャン目覚まし時計が静かになりました。
「……まだ…ねます…………………ふにゃ……」
ひよりはまた夢の中…
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