3548人が本棚に入れています
本棚に追加
2人でエレベターに乗り込む。
なぜか沈黙するので、夜斗を見ると夜斗と目があった。
「薫子。今夜どうする?」
そう見つめられると、なんて答えていいのかわからなくなってしまう。
すると広いエレベターなのに、かなり近づいてきた。
「俺と婚約したって、親とかに伝えないとな。」
そう言ってあたしの左手の薬にキスを落とした。
あたしは恥ずかしくって顔を手で隠した。
「じゃあ、仕事終わった頃に迎えに行くから。薫子の親達にも俺から伝えておく」
するとエレベターのドアが開いた音がして目を開けると夜斗が目の前にいた。
か、顔が近い!
最初のコメントを投稿しよう!