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な、なんて早さだ!
アイツチャリじゃなくて原チャじゃないのか?!
どんどん俺との距離が縮まっていく
ば、バケモノめ!
勝「ウオオオオ!」
ついに麗が俺の横に並んだ
だ、ダメだ、早すぎる
もはや早いという文字じゃなく、こっちの速いの方が適当だろう
残り約300m
勝「ハァハァ…麗
一つ言いたい事があるんだ」
麗「ハァハァ な、なによ!」
勝「お、お前
風でずっとパンツ丸見えだぞ!」
麗「へ?
えっ!ちょ!
わぁー!//」
慌てて麗が制服のスカートをおさえる
よし麗のスピードが落ちた!
ここぞとばかりに、残った体力を全て発揮した
到着!
勝「よっしゃ!一番!」
麗「ぐ~~ッ!
ま、負けたわ!
まさかパンツ丸見えだったとは//」
そう言って麗は顔を赤くした
勝「あぁ
まさかイチゴパンツだとは、思いもしなかったよ」
麗「う、うっさい!//
早く食べましょ!」
さて待ちに待ったケーキちゃんをいただきますか
この弾力性のある生地
キラキラと光る真っ白なホイップクリーム
食べてと言わんばかりの真っ赤なイチゴ
ショートケーキだ
麗「おいひ~~!♪
勝のおばさんホント料理上手だよね~!」
勝「そうか?
麗のおばさんも上手いと思うけど」
麗「いつも食べてるからわかんないなぁ~」
そして2人で2つのケーキを食べた
残るケーキは1つ
勝「やるよ」
麗「え?
いいよ~
勝が勝ったんだから食べなよ~」
勝「いやいいよ
俺はいつでも作ってもらえるし
これで昼の借りはなしだ」
麗「ふふ♪
ホント負けず嫌いなんだから~」
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