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へー、あとは何入れてたかな?
押し込んでたから覚えてないや。
「それと、これは誰のにでも入ってるんだけど…」
「何?」
「何かしらの武器が入っているはずなんだ」
「…武器?」
なんだってまた物騒な。
「そうだ、ここで戦うための武器だ。
明らかに用意されている気がしてきただろ?」
「おっさんも入ってたんだよな?」
「おっさん言うな。
もちろん入ってたぞ。
俺はこれだ」
そう言ってCBから15cmくらいの銀色の筒を出す。
シンプルなデザインで、ボタンがついている。
…〇イトセイバー?
「お前さん、超有名な宇宙戦争を描いた映画を思い出したろ?」
「…うん」
「でもまぁ、似たモンだけどか」
カチッとボタンを押すと、その瞬間に赤い刀身が現れる。
フォースだ…。
「フォースじゃない!」
「なぜ心の声が聞こえるんだっつーのっ!
あれか、それもこの世界用か!?」
「ノリだこの野郎!」
ノリかよっ!
「これは高圧ガスがこの筒から出ているんだ。
それに着火させて炎の剣になっているわけよ。
切るってよりは溶かすって感じだがな」
ガスが放出しているのか。
そんな小さい筒で、いつまで保つんだろ。
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