第一章 ~機械なんかぶっ飛ばせ~

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「そのレジスタンスはどこにいるんだよ?」 俺とおっさんは並んで走っている。 はっきり言って、おっさんの速度が遅すぎる。 また機械やろうに見つかるじゃねーか。 「もうすぐのはずだ。 つーか早すぎだ、もっとペース下げろっ!」 これでもゆっくり走ってんだっつーの。 そう言ってやろうかと悩んでいたら、微かにプシューッというエアーが抜ける音がした。 「おっさんっ!! 近くにいるぞっ!!」 「分かってるっ! どっかで見られて」 パシュッ 真横をレーザーが通り過ぎた。 さっきより速いじゃねぇか! 振り返ると、さっきの4体に色違いの1体が増えていた。 よくあるぅ… ス〇イムとス〇イムベスみたいな? 「しゃあない、やるぞ」 「…えぇっ! 無理だろっ!」 無理ぃ…マジ無理ぃ。 剣なんて使った事ないし? 「色違いは任せろっ! あいつが指令を出してるはずだから、俺が奴を壊すまで足止めよろしくっ!」 そう言ってUターンで戻るおっさん。 おっさんが行ってんのに、俺だけ引けるかっつーの! ちゅーかおっさんっ!! さっきより速く走れてんじゃねーかっ!!
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