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海水浴には水着の女の子☆
「みんな~!もうすぐだ!!」
輝が船から身を乗り出して叫んだ
「そうだねぇ~」
「わかったから……落ちるなよ…」
「啓吾~もうすぐだって~!」
「む、そうだな」
「子供じゃないんだから、いちいち騒がないでよ……」
明が言った時に皆が明の顔を見た
「さっきまで騒いでたのに何言ってるんだよ…」
数時間前
「え!船に乗るの!?」
「別荘は向こうの島にあるからな…」
白鳥は指を差しながら言う
が!
一面、海しか見当たらない……
「………」
「まるで、小説の中のよう!!船長室を見せて!!」
明は妙に騒ぎながら中に入って行った
「……なぁ、春風はそんなに船、好きなのか?」
「今読んでる小説が、フェリー連続殺人事件なんだって………」
「あぁ……なるほど…」
残りの皆はゆっくりと中に入って行った
時間は戻り今
「あ…あれは、ただの好奇心よ!ただ騒いでるあんたと一緒にしないでよ!!」
「ただ騒いでる訳ではない!海が俺を呼んでいるんだ!!」
沈黙が流れる……
「ばっかじゃない……」
明の声が小さく聞こえた
そして、目的地の島が見えてきた
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