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時間は8時にもうすぐなる頃
4人は花火が上がるのを心待ちにしていた
恭子と明は買ったお面を横につけ
輝と白鳥が取った金魚を持っていた
そして、輝が4人分の綿菓子を持ってきた時
ピュ~~……ドーン……
花火が始まった
なかなかいい場所がとれた事で、花火が全体見えていた
色鮮やかに上がっていく花火に輝が見とれていると
明が輝の綿菓子を取り上げた
「あ!春~!それ俺の!」
「あはは!ほら!花火終わっちゃうわよ!」
「もぅ~明ちゃんと輝君、前を走ったら花火見えないよぉ~」
「おまえらなぁ~」
その時に、前を走っていた明はつまずき追いかけていた輝と一緒にこけた時に………………
ピュ~~……ドーン……
花火の音が静かに夜空を彩った
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