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「海だ~!!」
輝の目の前に無色透明な海が広がった
砂はサラサラで足につかないほどだ
「パラソル広げるから、お前も手伝え」
白鳥はそぉ言うと啓吾が持っていたパラソルをバサッと開く
砂に突き立てて倒れないようにした
輝と啓吾は白鳥の別荘にあった折りたたみの椅子を広げるのに四苦ハ苦している
「どぅやるんだ?」
「むぅ……広がらん……」
「おい!壊す気か!?」
無理矢理広げようとする二人を白鳥は止めた
結局、すべて白鳥が設置し女性陣を待つ事にする
海に来るとやはり夏を実感でき
心が躍る
輝はそんな感覚におちながら海を見ていた
啓吾は一生懸命にビーチボールを膨らませている
白鳥はあたりを見回し
「あれ?海の家はないのか?」
と、どうやら売店を探していた
「おまたせ~」
そして、女性陣が姿を現した
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