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「それにしても、皆!暑いね!」
「急にどうした……」
明の蹴りを逃れた輝は立ち上がり三人に言う
「いやいやいや、暑いね!」
「少し蹴り過ぎたかしら?」
「あはは……うん、暑いね」
「まぁ、もぅ夏だからな…」
待ってました!
と言わんばかりの笑みで輝は三人を見た
「そう!夏!夏と言えば何!?」
輝はキラキラした目で三人を見た
「かき氷」「アイス」「スイカ」
皆さんお腹へってるの?
「いやいやいや、なんで皆、食べ物?夏といえば海でしょ!」
三人は何故か白い目で輝を見ている
「さて……もうすぐ授業始まるしな…」
「あれ?あれ?え?なんで?」
三人は席につき始める
「別に夏じゃなくても海はあるだろ?」
「それに、冬の海も綺麗だよ」
「なんて言うかと思えば……」
輝は完全にアウェーになってしまった
(う~ん、海か……そぅいえば最近いってねぇな…)
(別に海が嫌いな訳じゃないけど……)
(夏の海もいいよね…明ちゃんはどう思ってるんだろぅ?)
三人は考え込んだ揚句に出した答えは
(海行きて~)(海行きたいなぁ)(海か……)
そして、授業が始まった
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