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水着を買い終えた一行は、デパート内のマックに居た
「さて!水着も買ったし……後は場所だな!」
「なっ!あんた達まだ、場所決まって無かったの!?」
怒りはごもっとも
「いや~気持ちが先走っちゃって……」
「呆れた……場所も決まってないのに……見つから無かったらどうするのよ!」
明は机を叩きながら言う
「見つかりはすると思うけど……でも、普通は場所からきめるんじゃないかな?」
ごもっとも…
輝は小さくなり、笑ってごまかしている
「しかし……本当にどうするんだ?」
「う~ん……」
輝が悩んでいると救いの手がトイレから戻ってきた
「ん?どうしたんだ?」
「あぁ……こいつがまだ行く場所を決めてなくてだな……」
「何処に?」
「海に決まってるでしょ!」
明は声を荒らげて言う
「あれ?俺の別荘じゃないの?」
別荘???
「いや、つい俺の別荘かと思ってたけど?」
三人は目を丸くしていた
輝をのぞいて……
「そぅいやぁ、くみちょうの家、別荘あったね!忘れてた!」
「しらとりだ!半年位前に行ったばっかだろ!」
未だ三人は目を丸くしていた
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