2
12/13
読書設定
目次
前へ
/
103ページ
次へ
黙り込む俺を見て 老人は頭をかいた。 『まぁ、無論君が感じていることは聞かなくてもわかるんだがね、 君の口から聞くということが重要なのだよ。』 そう言った彼の頭からはまたフケが落ちた。 この男は俺がフケを気にしていることを知っていながら 改善させようとはしない。 そこから見て、仮に俺がどんなことを言っても 何ら改善しようとはしないということが 容易に想像できた。
/
103ページ
最初のコメントを投稿しよう!
45人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!