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『飛行成功。
脳波、心拍数共に異常なし。
段階を3へ移行。
ルートAを飛行し各目標を捕捉次第撃破してください。』
「了解。」
廃墟ビルの群れを縫うように飛び回りながら
センサーが捉えたターゲットをロックし
てに持った銃の引き金を引いていった。
背中のブースターだかスラスターだかのユニットは
凄まじい熱を発しているが
それを知ることができるのは視界に表示された数値のみで
俺には吹き付ける風と、重火器の振動を
かろうじて感じることが限界だった。
ﾋﾟｰ
『最終目標の破壊を確認。
試験終了です。
帰投してください。』
「・・・・了解。」
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