全力疾走

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苛立ちをぶつける先もなく 笑ってる ふざけ じゃれ合う 知ってるよ 私だけじゃないんでしょ 抱えたものが重過ぎて 今にも潰れそうでも笑ってるのは 私だけじゃない 重荷の大きさ 重さ そんなの競う必要も無い 競う方法もわからないし 競いたくもないよ 「無理すんな」 そんな君の言葉にも 微妙なニュアンスを感じる どこか息苦しそうな どこか寂しげな 行く宛てもなく あちらこちらと歩き回ってみた でも辿り着く先がどこなのか 歩き疲れてしゃがみ込む私にも まだわからない そもそも行く宛てなどない ただ『居場所』ってやつを 欲しいと思って歩いてたんだ 夜明け前 辺りは静かに朝を待つ まだ明けないでいて 私の『居場所』がみつかるまでは 妥協してここで良いとか そんなこと思ってても いつか追い出されるの だから永久に居られる 私の『居場所』を 誰もが不安を胸に抱えたまま 「なんとかなる」なんて 思える人間なんて一握り 不安を聞かせて 頭一つと頭二つじゃ違う 自分からは逃げらんない だから自分と目を合わせて 聞いてみてよ か細い声で語る自分の声を いつか 死ぬ間際かもしれない 不安が全て消えて 笑える日を夢見てる
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